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ニッポン奇人伝 現代教養文庫シリーズ
ニッポン奇人伝 現代教養文庫シリーズ
「奇人とは、稀人であり、貴人でなければならない」と本書は規定する。永井荷風、坂口安吾をはじめとする作家、中江兆民、石原莞爾、阿部定など明治から昭和までの多士済々。独創性や個性、「貴」なるものを排除する日本に稀な人々。
囲碁名言集 現代教養文庫シリーズ
囲碁名言集 現代教養文庫シリーズ
「のぞきにつがぬバカはなし」「裾あき囲うべからず」など、囲碁には独特の格言・金言があり、いずれも陥穽に落ちこむことをいましめる合理性がある。文壇本因坊として知られた著者が、盤面を人生に見立て軽妙に語った名著。
異国漂流物語 現代教養文庫シリーズ
異国漂流物語 現代教養文庫シリーズ
本書は、第一部では、『今昔物語』『古今著聞集』などに記されている上古や中世の漂流物語を、第二部では、近世の有名な漂流の記録がまとめられている。さまざまな出来事が意外な結末や影響をもたらしてきたことを知ることができる。
花岡事件の人たち  ~中国人強制連行の記録 現代教養文庫シリーズ
花岡事件の人たち ~中国人強制連行の記録 現代教養文庫シリーズ
「この著の中心をなしている三人の話は、生き方の強さ、戦争のむごたらしさと同時に、戦争責任とは何か、人間が生きるとは何かということを、日常の生活感覚のなかで『問い』かけている」十数年にわたる聞き書きによってなし得た労作。
学生に与う 現代教養文庫シリーズ
学生に与う 現代教養文庫シリーズ
河合栄治郎は戦中、軍部ファシズムを臆せず批判した人物として知られる。本書は、彼が平賀粛学と呼ばれる裁定によって東大の教壇を追われ、加えて出版法違反で訴追されるなか、若い人々へ心血をそそいで発したメッセージ。
漢文入門 現代教養文庫シリーズ
漢文入門 現代教養文庫シリーズ
著者の専門は言語学、中国文学だが、漢文教育に新生面を開いたことでも知られる。まだ学んでいない人、相当に学んできた人、専門に教えている人に、ひとしく読んでもらえるよう欲張ったと著者のいう通り、知的刺激を楽しめる。
吉原はこんな所でございました 現代教養文庫シリーズ
吉原はこんな所でございました 現代教養文庫シリーズ
ひとりの女性の半生を通して語られる吉原の移り変わりの詳細な記録。徳川時代、官許の場として集められた女たちは、時代を経て戦中には軍の徴発を、戦後は占領軍対策にあてられた。長じて松葉屋の女将となる少女が見た廓と女たち。
食う。 ~百姓のエコロジー 現代教養文庫シリーズ
食う。 ~百姓のエコロジー 現代教養文庫シリーズ
「食う」といういとなみによって人間は何をし、これからどうしようというのか。米騒動をもたらした平成5年産の米も、日本各地の山の万年雪が大地に滲み込み10年かかって田を満たして、作られた。農業を行う側からの根源的問い。
新版 文章を書く技術 現代教養文庫シリーズ
新版 文章を書く技術 現代教養文庫シリーズ
書きたいという気持はあっても、書き言葉に表現することはやさしいことではない。内容を文章に定着させる技術が身についていないからだ。感動や思想さえあれば書けるというこれまで文章常識を変えて、書くというわざを上達させる書。
数ことば連想読本 現代教養文庫シリーズ
数ことば連想読本 現代教養文庫シリーズ
裏になっているものを上にアラワスのが「表」。隠れているものを形にアラワスのが「見」「現」。かがやかにアラワスのが「顕」。白日の下にさらしアラワスのが「暴」……。一から億にかかわる熟字の含意、位相から表現を磨く。
青春は築地小劇場からはじまった ~自伝的日本演劇前史 現代教養文庫シリーズ
青春は築地小劇場からはじまった ~自伝的日本演劇前史 現代教養文庫シリーズ
恐慌の嵐が吹き荒れる1930年代、劇作家として世に出たが、世は治安維持法下にあって「左翼劇場」に所属した著者は官憲にマークされる。「ムーラン・ルージュ」や「新派」などを舞台に、日本演劇の重大な変革期の記録として貴重な証言。
秩父困民党群像 現代教養文庫シリーズ
秩父困民党群像 現代教養文庫シリーズ
明治17年、群馬、長野からを含む蜂起農民約1万は秩父大宮郷を占拠、明治専制政府に叛旗をひるがえした。この闘いは佐久への転戦後、八ヶ岳山麓に潰滅した。蜂起の全貌を描き、歴史評価を新たな次元に引き上げた名作。映画化予定。
中国の故事・ことわざ 現代教養文庫シリーズ
中国の故事・ことわざ 現代教養文庫シリーズ
中国に生まれたものが、日本の成語として通用するにはわけがある。いわば民族の境をこえた、人間としての知恵をひそませているからだ。なかには受け入れられなかったもの、変形したものもあるが、筋道をたどって知恵のありかを集成。
中国笑話集 現代教養文庫シリーズ
中国笑話集 現代教養文庫シリーズ
中国は笑話の歴史もまた古い。それを集大成したのが明末の馮夢竜の『笑府』13巻で、本書はこの『笑府』を中心に周辺の笑話のなかから、中国民族の生活と文学を知るに役立つと考えられる話を選訳。民衆の思想史、生活史として読める。
日本すみずみ紀行 現代教養文庫シリーズ
日本すみずみ紀行 現代教養文庫シリーズ
著者は映画評論でなじみ深いが、都市空間のなかで作家を描く作品でも知られる。『荷風と東京』『林芙美子の昭和』『郊外の文学誌』などがそれだが、その向こうに原風景を求めてひとり歩くというジャンルがあり、本書はその一書。
日本人漂流記 現代教養文庫シリーズ
日本人漂流記 現代教養文庫シリーズ
本書は、漂流を海事史的、海外交渉史的、社会史的、文化史的見地から一般向けに書かれた名著。その実証性には定評があり、作家や研究者に高く評価されている。大部かつ充実した密度の高い内容ながら、読み物として知的刺激の富んでいる。
非命の譜~神戸・堺浦両事件顚末 現代教養文庫シリーズ
非命の譜~神戸・堺浦両事件顚末 現代教養文庫シリーズ
幕末・明治維新の背後で、急転回ゆえの惨劇が生じていた。首謀者12人目の切腹が行われようとしたとき、フランス側立会人が怯懦によって退席したという一件の堺事件と、神戸事件であった。大岡昇平の鴎外批判に触発されてなった労作。
糞尿博士・世界漫遊記 現代教養文庫シリーズ
糞尿博士・世界漫遊記 現代教養文庫シリーズ
公害や環境問題が注目されるようになるはるか以前から、著者は糞尿を培養基として緑の高たんぱく質クロレラを培養することに取り組み成功。そこで「食料革命」の一大構想をひっさげ博士は世界へ。ユーモアに富んだ痛快な旅行記。
満州、小国民の戦記 現代教養文庫シリーズ
満州、小国民の戦記 現代教養文庫シリーズ
執筆の動機は、父親から「お前は新聞記者だが、一度は自分の歴史を調べて書くべきだ」と言われたことによる。昭和20年8月、8歳だった著者は、ソ満国境に近い興安街を脱出、朝鮮との国境の町の安東に辿りつく。付「子供の戦記」
明治四十三年の転轍 ~大逆と殉死のあいだ 現代教養文庫シリーズ
明治四十三年の転轍 ~大逆と殉死のあいだ 現代教養文庫シリーズ
石川啄木は明治43年を「時代閉塞の現状」ととらえた。明治国家体制がほぼ構築されたとき、12名が大逆をもって処刑された衝撃は大きかった。本書は、乃木希典とその殉死を軸に出来事の関連と群像を重ねて、「明治の深層」を描いた労作。
魯迅に学ぶ批判と抵抗~佐高信の反骨哲学 現代教養文庫シリーズ
魯迅に学ぶ批判と抵抗~佐高信の反骨哲学 現代教養文庫シリーズ
「辛口とか激辛とか評される私の社畜批判の原思想は、ドレイ的精神を排する魯迅にあるのであり、思い屈した時、私はしばしば、思想的故郷としての魯迅に還ります」。佐高信の、さらに魯迅の哲学と思想を読むための格好の書。
格言の花束 現代教養文庫シリーズ
格言の花束 現代教養文庫シリーズ
格言とは、いわゆる処世やためになる「いい言葉」ではなく、ひとつひとつが極めて短い人生論である、と編者は述べている。本書が1958年以来版を重ねて読者に支持されてきた理由はここに尽きる。時代を超える珠玉のメッセージ。
江戸川柳で知る故事・伝説 現代教養文庫シリーズ
江戸川柳で知る故事・伝説 現代教養文庫シリーズ
古川柳の作者は、大名など武家から教養ある町人までさまざま。共通するのは、歴史や文学、中国の書物に通じていたこと。本書では、中国の故事・伝説などを題材にした川柳を時代順に収録。江戸教養人の受け取り方や考え方が浮き上がる。
小野小町論 現代教養文庫シリーズ
小野小町論 現代教養文庫シリーズ
ある作家の文学的才能と選ばれたテーマとの幸運な出会いというものがある。その時、作家の資質に情熱がこもり、美しい作品として結晶する。本書はまさに、そういう珍しい例のひとつ。探偵小説の翻案、「萬朝報」創刊者として知られる。
禅語百話 現代教養文庫シリーズ
禅語百話 現代教養文庫シリーズ
生活の指針となる禅のこころと神髄を、簡潔な一話一話のかたちで解説。例えば「冷暖自治」。わかりにくいか説明のつかないようなこと、冷たい、あついも、自分で一度触ってみなければ理解できない。それをあえて教えないことをいう。
続 日本のことわざ 現代教養文庫シリーズ
続 日本のことわざ 現代教養文庫シリーズ
「使う者は使われる」は、昔、奉公人などをたくさん使用する人が、逆に、使うために心身を労し、結局奉公人に使われるようになる、という今に通じる話。「子ほど喜ばせにくいものはなく、親ほど喜ばせやすいものはない」もその伝。
続 日本笑話集 現代教養文庫シリーズ
続 日本笑話集 現代教養文庫シリーズ
前編になかった誇張話、艶笑譚、妖怪と動物、狐と狸などを収録。上方を含む江戸時代の笑話を収録したのは、落語のもとになっておもしろく語られているものが多いからである。正・続二編のまとめとして、「笑話解説」が付されている。
東京震災記 現代教養文庫シリーズ
東京震災記 現代教養文庫シリーズ
島崎藤村『破戒』と並び、田山花袋の『蒲団』は性の赤裸々な暴露を描いて、自然主義文学の代表作と評された。それだけに、実地踏査と細密な観察にもとずく大震災直後からの被災の実態描写は、記録文学の金字塔ともいうべき名作となった。
日本のことわざ 現代教養文庫シリーズ
日本のことわざ 現代教養文庫シリーズ
ことわざは民衆が実生活の体験のなかから、人間や人生に対する批評として生み出されたものであり、逆にそれらをくだけた言葉として伝えるコミュニケーションの手段でもある。その意味でことわざは、伝えられたい文化遺産といってよい。
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