この雑誌の内容
「知の迷宮」に挑む!
14世紀、北イタリアの修道院で連続殺人事件が起こる。これは「ヨハネの黙示録」に示された世界の終末の光景なのか――。世界30か国以上で翻訳され、映画化も果たすなど、多くの人々の心をとらえてやまない『薔薇の名前』。世界的記号学者のウンベルト・エーコはなぜこの「小説」を書いたのか? 20世紀を代表する知性がつくり出した「知の迷宮」の謎に迫る。
■講師:和田忠彦
■『NHK 100分 de 名著』の解説
そういえば――、あの本のこと、何にも知らずに生きてきた
人類の偉大な遺産である古今東西の“名著”の魅力を、25分番組×4回の1か月100分で、楽しく深く解説。番組の語り手となる作家や研究者が、まるごと1冊を執筆する人気テキストです! 写真や資料も充実。
■ご注意ください■
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この雑誌の目次
表紙
口絵
大扉
目次
【はじめに】 いざ、知の迷宮へ
第1回 修道士は名探偵?
第2回 知の迷宮への旅
第3回 「異端」はつくられる
第4回 謎は解かれるのか
column エーコの「物語ることへの欲望」
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